筍
桜前線とともに日本の本格的な春が始まるようです。桜に負けないようにするかのように、庭先には菜の花やたんぽぽなどが咲きほころびます。同じように地面から出だしてきているのが筍です。
筍は、粗い食物繊維が多く、身体にこもった余分な熱を収めたり、痰を除き、気のめぐりを良くします。しかし、もともと「寒」の性質があるので、冷え症や妊婦の方は控えめに摂りましょう。
若竹煮(わかたけに)
わかめ ・・・・2カップ
ゆで筍・・・・1本
だし・・・・・・・・3カップ
酒・・・・・・・・・大さじ5
みりん・・・・・・・大さじ1と1/2
しょうゆ・・・・・・大さじ2と1/2
木の芽・・・・・・・少々
- わかめは新ならよく洗い、乾燥ものならもどして、ざく切りにする。
- 筍は、穂先は5~6cmの長さの縦八つ割りくらいに、真ん中は5cmくらいの半輪切りにする。
- なべに、だし、酒、みりん、しょうゆ、わかめ、筍を入れ、落しぶたをして火にかけ、だしが半分になるまで、弱めの中火でうす味に煮る。
- うつわに形よく盛り、木の芽を添える。