快成堂

大阪府吹田市「江坂駅」の垂水町にある鍼灸院です。 いろんなことを書きます。

そら豆の入ったスープ

そら豆の入ったスープ


 梅雨入りになると体調がすぐれなかったり、だるくなったりして、気分が滅入りがちになるという方は多いのではないでしょうか?

 梅雨のまま暑い夏になって、そのまま夏バテになってしまうこともありませんか。元気に夏を迎えるには、「そらまめ」には胃腸の働きを高めて余分な水分(湿邪)を排出したり、体力を向上させたりするには効果的です。
それには、お粥、みそ汁やポタージュなど、温かいスープにそら豆を入れてはいかがでしょうか。
冷たい物を飲んだり食べたりと多くとりすぎる時期ですので、身体は冷えてしまいがちです。冷えてしまった体にエネルギーを補給して、本来の体バランスを取り戻していきましょう。

 

 桜前線とともに日本の本格的な春が始まるようです。桜に負けないようにするかのように、庭先には菜の花やたんぽぽなどが咲きほころびます。同じように地面から出だしてきているのが筍です。

 筍は、粗い食物繊維が多く、身体にこもった余分な熱を収めたり、痰を除き、気のめぐりを良くします。しかし、もともと「寒」の性質があるので、冷え症や妊婦の方は控えめに摂りましょう。

 

若竹煮(わかたけに)

 

わかめ   ・・・・2カップ

ゆで筍・・・・1本

だし・・・・・・・・3カップ

酒・・・・・・・・・大さじ5

みりん・・・・・・・大さじ1と1/2

しょうゆ・・・・・・大さじ2と1/2

木の芽・・・・・・・少々

 

  • わかめは新ならよく洗い、乾燥ものならもどして、ざく切りにする。
  • 筍は、穂先は5~6cmの長さの縦八つ割りくらいに、真ん中は5cmくらいの半輪切りにする。
  • なべに、だし、酒、みりん、しょうゆ、わかめ、筍を入れ、落しぶたをして火にかけ、だしが半分になるまで、弱めの中火でうす味に煮る。
  • うつわに形よく盛り、木の芽を添える。

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 今は、一年で最も寒さが厳しい時期です。

寒い冬には温めてくれる食べ物としてスープ。

旬の物をスープの中に入れて煮て食べると身体を温める効果があります。

 白菜は胃腸の働きを助け消化をよくしてくれます。

風邪の予防、疲労にもいいでしょう

 豚肉は腎臓の疲れによる足腰の痛み、冷えむくみ、寝汗、冷えのぼせ等を助けてくれるでしょう。

 

 

巻き白菜と豚肉のスープ(4人前)

 

白菜・・・・・・・・・・800g

玉ねぎ・・・・・・・・・300g

豚肉薄切り・・・・・・・150g

塩・調味料・・・・・・・少々

バター・・・・・大さじ1と1/2

スープまたは水・2と1/2カップ

 

 

  • 白菜は、大きいままざっと湯で、1枚ずつ葉先の方からくるくる細く巻いて、3~4個ずつに切っておく。
  • 豚肉は、ひと口ほどの大きさに切って、塩と調味料をふりかけておく。
  • フライパンにバターをとかし、玉ねぎと豚肉をじゅうぶんに炒める。
  • なべに玉ねぎ、豚肉、巻き白菜を体裁よく盛り込み、かぶるほどのスープを入れて火にかける。
  • 塩、調味料で味付けし、煮立ったら火を弱めて、白菜がやわらくなるまで煮て終わり。

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旬の牡蠣(かき)

 

今まで少し暖かったが、ぐっと寒さが来ました。

北海道では雪が降ってます。

これぐらい寒くなると、足元から冷えが身体に入ってきます。

血行が悪くなったり、足が冷えてのぼせたりなど身体が冷えて体調が崩れやすいです。

 

この時期の旬の食べ物の鍋などで温かくして体調を改善しましょう。

 

牡蠣(かき)のみそミルクなべ

 

材料(2人前)

牡蠣・・・・・・・・200~250g

白菜・・・・・・・・200g

ねぎ・しめじ・・・・40g

かぶ・・・・・・・・160g

かぶの葉・・・・・・100g

だし・牛乳・・・・・各カップ2

赤だしみそ・・・・大さじ1

バター・・・・・・小さじ2

塩・・・・・・・・少々

 

作り方

  • 牡蠣は塩をふって軽くもみ洗いをし、流水で洗って水けをきる。
  • 白菜をザク切り、ねぎは1cmの長さのぶつ切りにし、しめじは石づきを除き、小房に分ける。かぶは薄切りにし、かぶの葉は5cmの長さに切る。
  • なべにだしと牛乳、みそを入れて火にかけて、みそをよく煮溶かす。白菜、牡蠣、ねぎ、かぶ、しめじの順に加えて煮る。かぶの葉を加えてサッと煮て、最後にバターを落とす。

 

効能

牡蠣・・・・・・・冬季に肌を滋養して美顔に効果がある。

         血行を良くして、生理不順、生理痛を改善する。

         滋養をしてのぼせを解消に効果がある。

         免疫力向上に効果がある。

白菜・・・・・・・消化を促進し、胃腸を整える。

かぶ・・・・・・・食物をよく消化し、のぼせを下げ、渇きを止める。

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「風邪は万病のもと」といわれてますが、風邪をひくと免疫能力が弱くなるため、他の病気にかかりやすくなってしまいます。

風邪を予防することが大切です。

それには、早寝早起きや、温かい食事、ほどよい運動などで、「体調を整えておくこと」か重要でしょう。

 

食事は旬の物がとくに身体にいい影響を与えます。

この季節で栗はどうでしょうか?

 

栗ごはん、栗きんとん、栗の甘煮など。

 

効用では、滋養作用があり、肺や腎を補楊氏、筋肉や関節を丈夫にする。

胃腸なども丈夫にし、血行を良くするでしょう。

 

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肌の荒れ・皮膚の異常

肌の荒れ・皮膚の異常

 

カサつく、ザラザラするといった肌の荒れを治すためには、

 

やはり全身の体調を整えることが基本。

 

先天の気(人間が生まれた時から備えている生体エネルギー)が

 

宿ると言われる「腎兪」、後天の気(飲食物から得るエネルギー)が

 

宿ると言われる「三焦兪」を刺激してみましょう。

 

三焦兪」は第一腰椎棘突起の下、脊椎から左右両側二指幅分のところにあります。

 

また、手首の甲側関節中央の「陽池」、足の内くるぶしのすぐ後ろにある「大谿」は、

 

内臓の状態を整え、栄養を身体に行き渡らせるのに効果的なツボです。

 

臍から四指幅分下にある「関元」も胃腸の働きを整えます。

 

それぞれの症状に合ったツボ療法をしてみましょう。

 

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暑さ寒さも彼岸まで

「暑さ寒さも彼岸まで」(残暑も秋の彼岸になれば衰え、余寒も春の彼岸になれば薄らぐ)

出典 小学館デジタル大辞泉

と言われてます。

少し暑さが気候が過ごし良くなったとして、身体の熱は残ることが多いです。

外気がの温度が下がると皮膚が少し閉まりやすくなり外へ中に余った熱を出しにくくなるからです。

昔は、運動会などが、秋にありました。

熱にこもったものがよく出しやすかったものです。

 

今はスポーツ等で運動することでこもった熱を発散したほうがいいでしょう。

 

旬の物を上手く食べて熱のこもったものを出しやすくしましょう。

 

蓮根

 

蓮根の旬

レンコンの旬は秋から冬

レンコンの一番おいしい旬は収穫が始まる9月~10月の秋から、正月のおせち料理で最も需要が多い冬です。

秋口に出荷される新レンコンは柔らかくあっさりとしていて、晩秋から冬のものは粘りが出て甘味もまします。

 

美味しい料理

からしれんこん、酢ばす、煮物、てんぷら、きんぴら等

 

見分け方

 なるべく、まっすぐな色のきれいなもの。傷のない物で、ガン先といって、先の方が味が良いです。

 

効能

身体にこもった熱を収めて、暑気あたりを解消する。

止血作用、胃腸をよくする、血行を良くする。

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蓮根