胃腸にやさいい白身魚
かれいの揚げびたし
揚げたてのかれいに、酢だしをジュッとまわしかけると、特有のにおいが消え、味もよくしみて美味
しいです。
《材料》(6人前)
・かれい…6切れ
*1 しょうゆ…大さじ7
*1 酒…大さじ3
*1 化学調味料…少々
・小麦粉…まぶす程度
・揚げ油
酢だし
*2 だし…2カップ
*2 酒、みりん、酢、しょうゆ…各大さじ6
*2 砂糖…大さじ山2
*2 化学調味料…少々
・おろし大根、おろししょうが
☆あれば青とうがらし…18本
《作り方》
1 かれいの切り身は、両ひれの内側とまん中に包丁目を入れ、*1の調味料の中に10~15分
つけておく。
2 ①の水分をふきとり、小麦粉をまぶしつける。
3 揚げ油を熱し、いちど中火に落として、②の魚を入れ、ゆっくりと中まで揚げる。
4 *2の材料を合わせて火にかけ、8割くらいまで煮つめて酢だしを作っておく。
《盛り方》
揚げたての熱い魚を深みのある器に盛り、④の酢だしを上からまわしかける。
大根おろしを1つまみ軽くしぼって魚の上に盛り、おろししょうがも少々その上に添える。
あれば青とうがらしの腹にちょっと指で割れ目を入れ、はぜないようにして魚のあとで揚げ、2~3本
前盛にすると、色も美しく、盛りつけも引き立つ。
《効能》
かれいは潤いの性質があり、胃腸にやさしい白身魚です。体に気力をつけるので「気血両虚」で胃
腸の弱い方や「老人」、病後の回復期の方、離乳食などに適しますが、「陽虚」の方、肝硬変のある
方、腎機能の弱い方はタンパク質を控え目に。アレルギー反応を誘発する恐れがあるため、「妊婦
」の方は食べないほうが胎児のためです。