顔 判断
顔面には様々な病証が判断できる
刺熱篇(『素問』第三十二)
五臓の熱を診る
肝の熱病は、左の頬が先ず赤くなる。
心の熱病は、額が先ず赤くなる。
脾の熱病は、鼻が先ず赤くなる。
肺の熱病は、右の頬が先ず赤くなる。
腎の熱病は、頤が先ず赤くなる。
風論篇(『素問』第四十二)
五臓の風を診る
肺風→眉の上が白い
肝風→目の下が青い
心風→口が赤い
脾風→鼻の上が黄色い
腎風→皮膚が黒い
邪気蔵府病形篇(『霊枢』第四)
上半身と下半身の風邪と湿邪を診る
様々な診断のことが古典に在り、これを臨床で使う必要あり。
普段、気にせずに生活してますが少しこのようなことを思いながら見てみても面白い。
女性は化粧してるか、わかりにくい。