養生訓3
養生訓に耳がいたくなるようなものがあった。
「外邪を防ぐ方法」
「風・寒・暑・湿は外邪である。
これによって病となり、死ぬのは天命というほかない。
聖人であれ、賢者であっても、のがれられない。
それでも、内気を充実させて欲を慎んで予防すると、
外邪による災難も少ないはずである。
飲食・色欲によって病気になるのは、
もちろん、自己の過失によるのである。
これは天命でなく、自分の罪である。
万事、天によって起こることはどうにもならない。
これに反して自分によって起こることは
努力次第でどうにかなるものである。
風・寒・暑・湿の外邪を防がないのは怠慢であり、
飲食・好色の内欲をおさえないのは過失といってよい。
怠慢と過失とはすべて慎まないことから起こるものである。」
『養生訓』 伊藤友信 訳 より
毎日、酒を飲んでます。どうにも怠慢である。
欲にはどうも勝てません。
対抗するには、運動したりして基礎代謝をあげたり、
何かでストレス的な精神を発散するようなこととか、癒されるようなことで
気持ちも身体も健康を維持できそうだ。
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